2008年09月09日

仕事と子ども 〜其の二〜

 印刷会社勤務時代は会社の独身者社宅に住んでいたため、退職と同時にメェメェとの2人暮らしが始まった。別々に1人暮らしをするよりも節約出来るから、というのも理由の一つだった。

 3ヵ月ほどダラダラとした休職期間を経て、春風が吹くころから就職先を探し始めたが、なかなか良い会社は見つからない。事務職は未経験だからなかなか採用されないし、やっぱりどこの会社もそこそこ残業はありそうだ。前職のようなハードな生活の二の舞は避けたかったので、派遣社員になる、という選択肢もあったけど、当時はまだ正社員で働きたい、という気持ちが強かったから、あまり気が進まなかった。そんな折、がん保険でお馴染みの、某外資系生命保険会社β生命の代理店の求人広告を発見した。

 私が小学生に上がるくらいから、母が某国内生命保険会社で営業の仕事をしていたこともあり、昔から保険には興味があった。が、新卒の時は「これからの生命保険業界は大変よ〜。止めておきなさい。」と言われていたから、受けなかったのだ。今回も一応、母にも相談してみると「外資系なら国内生保よりも、いいかもね。」とのこと。
 早速、面接してもらうとアッサリ決まった。暑い時寒い時は、自転車での飛び込み営業は大変だったけど、この仕事を通して“がん”とはどういう病気か、を学べたのはこの後の人生にも大きく影響した気がする。
 
 仕事にも慣れてきたし、この年の夏か秋には挙式でも、と思っていた冬のある日。突然、退職勧奨を受けてしまった。何でも結婚するならウチの会社は辞めて欲しい、ということらしい。私は結婚後も続けるつもりでいたが、既婚女性は残業などさせにくいし、子どもが出来たらどっちにしろ無理だろうから、というのがその主な理由のようだった。

 従業員数ひと桁の、家族経営の会社の社長がこう言うなら致し方ない。皮肉なことに、この日は1年前に印刷会社を辞めた日だった。こうして私は再び就職活動をするハメになってしまった。

 
 
posted by スマイリー at 15:22| Comment(2) | 子どもについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ども〜ご無沙汰してました。
生保って大病でもしない限りは約款だってロクに読まないし、自分が何にどれだけ掛けてるかよくわかってませんでした。
生保の営業って大変な仕事ってイメージがあるけど、その経験は貴重ですね。
しかし・・・それにしてもいまどきの会社でも結婚したら退職なんてあるんですね〜
それぞれのライフステージでニーズも違うだろうからいろんな立場の営業さんがいた方がいいような気がするんだけど。

事務職って未経験だと採用難しいんですか?!
私は技術職から事務職への再就職だったけど経理とかじゃなければ大卒&パソコン使えますってだけでほぼOKと楽観視してました(^^ゞ
Posted by OPAL at 2008年09月09日 22:05
◆OPAL さま◆
あら、こんばんは〜\(^o^)/
外資系の保険は代理店方式で販売するので、個人あるいは家族で経営するケースがほとんどです。だから「ウチはこういう方針!」って言われたら、それまでですね(>_<)

私も専門職だったこともあり、パソコンすら使えませんでした。ホント未経験…。
事務職の場合、自宅から通える人を採りたがるようだし、なまじ大卒よりも短卒や高卒の方が低コストだからか、採用されやすそうな雰囲気でした。
Posted by スマイリー at 2008年09月09日 23:59
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