2011年05月06日

胎動・性別・命名etc…

 予定通りにはいかない、なんて事態にはこの半年で慣れっこになってきた。でも、ま、大局的に考えれば、どんな形にせよ、多分今月中にはマタニティーライフというヤツも終わるわけで…。友人からの年賀状に「大変なこともあるだろうけれど、マタニティーライフを楽しんでください」とあり、「え、え、これって楽しむものなのぉ〜?一体、どうやって??」と戸惑い、よっぽどその“楽しみ方”を聞いてみようかと思ったこともあったけど、元来「楽しむということは人それぞれの価値観によっても変わってくるのでは?」と考え直したのが、昨日のことのよう。

 ツワリという、強烈な体験から始まった今回の一件だけど、徐々に治まるにつれて、確かに楽しいことも増えてきたから、そんな出来事も記録しておこうかな。辛い経験ばかりが記録されているのもどうかと思うから。


<胎動について>
 まずは胎動。これは私の場合、5ヶ月半くらいから分かった。初産の場合はもう少し遅くに分かるものらしいけど、思いっ切り痩せてしまったことで皮下脂肪が薄くなっていたことや、横になっている時間が長かったことも関係している気がする…。嘔吐は治まったものの、体調は万全ではなくベッドに横になって、何となくお腹に手を当ていた時のこと。直前の健診でも「あなたはまだ大変そうですが、赤ちゃんは元気です」と言われたのを思い出し「お元気そうで何よりです…」と心の中でおっかなびっくり呟いていると、手の下にググッと何かが寄って来た感触が…。数日前から、グニとかポコといった、腸の動きのような感触はあったけど、ここまでダイレクトに何かが飛び出すような感触を味わったのは初めてで、驚いた。

 あれは頭だったのか、はたまた肩やお尻だったのか、確かにコロンとした球体のようなものが、どことなく遠慮がちに、すり寄るように手の下に潜り込んできたので、コチラもそっと撫でてみることにした。すると満足したのか、またスゥーとどこかに行ってしまった。例えていうなら、捨てられた子猫が警戒しつつも、そっと身を摺り寄せてくる感じ?

 「そうか、そうか。キミも甘えているのか?」そう思ったら、急に“情”が湧いてきて、大切な存在のような気がしてきた。つい数週間前に「これまで子どもが嫌いだった人も、産んだら自分の子は可愛いって思うらしいよ」とメェメェに言われ「でも…そういう“自分の子は可愛い”的な考え方は好きじゃないんだけどなぁ…」と返していた自分が別人のよう…。これはきっと“考え方”といったロジカルなものではなく、自発的に生じる“本能”なのかもしれない、と思った。

 嘔吐しながら「もう、ムリ…」「里子に出した方が…」なんて言っていた私が、ツワリが治まり胎動を感じるようになったわずか数週間後に「可愛い、可愛い」と言いながら、お腹を撫で始めたんだから、メェメェもさぞかしビックリしたに違いない。「顔も見たことないのに、どうして可愛いって分かるの?」と聞かれてしまい、「う〜ん、顔とかそういう問題じゃなくて、遠慮がちにモニョって動く様子が可愛いんだと思う」と答えたけど、自分でも自分の豹変ぶりに愕然としたので、とりあえず「“脳内革命”が起こっちゃったみたい」と答えておいた…。


<性別について>
 そして、忘れもしない今年の1月1日。次の健診で、もしかすると性別が分かるかもという時期だったので、メェメェとお腹に手を当てて、冗談半分に性別を赤ちゃん本人に聞いてみることにした。
私「男ならトン、女ならトン・トン・トンって、お返事してね」
赤「トン…」
私「あれ?返事してるの…?」
赤「トン…」
私「え…え…え…?」
赤「トン…」
メ「わっ、女の子だッ!」(とっても嬉しそうに)
(驚きのあまり、手を離してしまい4回目のトンがあったかどうか不明…)
私「うそ…。ホントに3回返って来た…。いや、でも気のせいだよね…」
メ「きっと女の子だよ!」
私「それはアナタが女の子がいいと思っているから、そう思うだけじゃないの?
  アナタは見事に男家系だし、私の従兄弟たちも女は少ないから、男だと思うけど?」
メ「でも、確率は1/2でしょ?」

 6日後に行った6ヶ月目の健診のエコーで…「性別知りたいですか?」と聞かれ「男の子だと思います!」と自信満々に答えた私は「女の子みたいです」と言われ、一瞬言葉に詰まったのでした。その後、7ヶ月の半ばと9ヶ月のエコーで見てもらってもやっぱり「女の子」と言われているので、多分女の子だと思われます…。


<命名について> 
 どうも女の子が欲しかったらしいメェメェは、女の子の名前しか考えなくなってしまった。しかも過剰な期待があるというか、センスが良過ぎると言うか、妙にハイカラな名前ばかりを考案して私は内心かなり辟易。私とメェメェの子であることを考えたら「おめめがパッチリした愛くるしい顔立ちには程遠いだろうに」と思う私の考えをヨソに、名前負けしそうな、芸能人とかにいそうな華やかな名前ばかりを発案する。オンナゴコロを分かっていない!

 そもそもメェメェは、色々と優柔不断に悩む割には次第に面倒になるのか、最後は直感で物事を決め過ぎる部分がある。で、そのままの信念を保ってくれればいいんだけど、後になって「やっぱりアッチのが良かったかも…」としょげた様子で言いだすから、ちと困る。ま、個人的にはそのしょげた様子がまた愛くるしいので(こう思う私は鬼嫁かしら?でも可愛いんだもん!)ヨシヨシと慰めるのが、楽しくもあったりするんだけど^m^人名に関しては「やっぱり変更します」というわけにはいかないし、そんなことでは何より子どもが可哀想な気がする。

 因みに私は真逆で、決めるまでは同じく優柔不断だけど、デメリットから排除し体系立てて選択していくせいか、一度決めてしまうと後悔することはほとんどナイ。だって「その時は●●がイイと思って判断したことだから」と思える判断根拠があれば、後になって状況が変わっても納得できる気がするから。

 つい最近では、プロバイダーの変更でやっぱり似たようなことがあった。電話代が安くなるということでメェメェに説得され、変えてみたけれど、メルアドだけでなく配線なんかも変えねばならず、不便な思いをした割には、接続速度が変わったりなどの恩恵は感じず、メェメェも「変えなくても良かったかなぁ…」と言い出した。そこで、この数ヶ月は図書館で数冊の本を借りて画数を調べ、何度も話し合うことで、すり合わせ、数日前にようやく候補を絞り込んだ。あとは顔を見て決める、という状態だけど、私がイチオシの名前に落ち着かせたいな〜、と思っている。やれやれ。

 そうそう、実際の名前に対して、赤ちゃんの呼び名として“胎児ネーム”というのがある。一般的には「まめちゃん」とか「ピヨちゃん」とか小さくて可愛らしいモノに因んだ呼び名を当てるみたいだけど、我が家ではウサギに因んで「ウサットちゃん」と呼んでおり、性別が判明する随分前からコレで呼んでいるので、ブログではメェメェとウサットという風に表記すると便利かな、なんて考えている。

 飼ったことはないけど、私たち夫婦はウサギにとても関心が高く「いずれは飼ってみる?」なんて話をしたこともあった。また、メェメェはウサギのように鼻をヒクつかせるクセがあり、そんな様子を「ウサウサする」とか「ウサウサごっこ」などと呼んでいたし、刑事ドラマなんかで出てくるサットを文字って「特殊部隊、ウサット!」なんて言っていたことも理由の1つ。「ウサットちゃんは、メェメェによる命名だよ!」と得意げに言うメェメェだったけど、そんな胎児ネームを付けたせいか、以来ニンジンの消費量が異様に早い気がする…。そして、ベビー用品なんかをみても、ミッフィーやらピーターラビットにやたらと心惹かれ、ウサギに取りつかれているような心持の今日この頃。


<性格について> 
 6ヶ月くらいの時のこと。
私「もう聴覚も発達しているから、聞こえているらしいよ。アナタも話しかけてみて!」
メ「メェメェだよッ!」(お腹に手を当てながら)
ウ「……。」
私「あらら、緊張しているのかしら…。何かもっと別のことを言ってみたら?」
メ「中国とか北朝鮮とか世界は大変な事態になってきているねぇ?」
ウ「……。」
私「そりゃ、いくらなんでも難し過ぎるんじゃないの?」
メ「だって、何話していいか分かんないんだもん」(←メェメェの口癖)
私「父親が話しかけると、動きが止まる赤ちゃんは多いみたいよ。
  或いはアナタに似て照れ屋とか…」(父親って切ないなぁ、と思いつつフォロー)
ウ「……。」(依然として、無反応)
メ「何だか、メェメェも恥ずかしくなってきた…」
ウ「……。」(以後、父子で沈黙…。)

 そういえば、こんなこともあった。名前について考えていた時のこと。
私「どうしてその名前を思い付いたの?」
メ「う〜ん、何となくこの漢字を使ってみたかったから…」
私「でも、その音だと苗字と並べると発音しにくい…」(出たな、「何となく」と思いつつ…)
メ「いっそのこと、ウサットにするか?」(お腹に手を当てながら)
ウ「ドンッ!」(いつになく力強く、即答!)
メ「うわぁッ!」
私「あはは…ウサットはイヤだってさ」

 また、別の時にはこんなことも…。
私「干支に因んだ名前もアリかもね。生徒にも午年生まれの男の子で●馬とか、
  巳年の女の子で、巳●とか、いたわ…」(と、言いいつつ本をめくっていると…)
私「あら、羊子なんてのもある(笑)未年生まれだから、ヨウコかしら…^m^」
メ「それなら、いっそのことヒツジでいいんじゃない?」
ウ「ドンッ!」
私「ヒツジはイヤみたいだよぉ〜」

 果たしてウサット自身がどこまで理解出来ているのかは、全く不明…。単なる親バカ、偶然のような気もするし。ただ、100%ではないとはいえ、やっぱり「もしかして分かっているのぉ…?」と思うことは、これまでもしばしばあった。例えば、ドライヤーをかけたり、ハンドクリーナーを使ったりすると「トントン?」としてくるので「ドライヤーかけてるの」とか「お掃除してるんだよ。怖くないよ」と、一応説明すると収まったり。どうも手の感覚を通じて振動が伝わっているみたいだ。

 あとは、レンコンの皮をむいたり、カボチャを切ったりなど料理中や、食べ始めるとグルグルル〜ン、と嬉しそうな様子だから、多分私に似て「食いしん坊」になる予感。5〜6ヶ月の頃は小さかったせいか「トントン」「モニョ」「パタッ」って具合だったけど、大きくなるにつれて「モニョ〜」「グニョ〜」になり、最近では窮屈なのか「ゴロリ〜〜ン」「ウニョニョ〜〜ン」になりつつあるこの胎動とも、もうすぐお別れかと思うとチョッピリ寂しい気もする…。

 他に、女の子にしては威勢が良くて7ヶ月に入った時は胃をキックされて心配になったから「もう少し、おしとやかに動いてネ」と語りかけてみたら、以降は胃を蹴られて苦しいことはなくなったし、逆子になった時も(勿論体操もしたけど)メェメェが一生懸命語りかけたせいか、はたまた私が替え歌を歌ったせいか、何とか治ってくれたし、性別に確信が持てなくて「ピンクの靴下買ってもいい?」と尋ねたら「トン!」と返ってきたし、8ヶ月の健診時には「やや小ぶりちゃんかな〜?」と言われ、ちょっと心配になって「大きくなぁ〜れ」と思いながら、モリモリ食べたらその思いをキチンと受け止めてくれたのか(?)9ヶ月の健診時には「標準より大きめ」になって、10ヶ月に入ると「予定日より早くても大丈夫!」と言われたり等、結構察しの良いコかも…なんて親バカなことを思ってみたり。

 この数ヶ月を振り返ると、メェメェに似てちょっと恥ずかしがり屋さんだけど、イヤなことはハッキリと自己主張し、それなりに察しも良い、でもとっても元気なコを想像しているんだけど、お腹の中にいた時の様子は、果たしてどこまで反映されているんだろう…。もうじき明らかになるんだよね、ウサットちゃん?
posted by スマイリー at 17:00| Comment(2) | 子どもについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
興味深く読ませてもらいました!
お腹の中に自分とは別の人間がいるって
本当に不思議!
メェメェさんもユーモア溢れる楽しい方ですね(^^)
きっといいパパさんになりそう!

ウサットちゃんにもよろしくね(^^)
Posted by うさぎ at 2011年05月06日 21:30
◆うさぎさま◆
>お腹の中に自分とは別の人間がいる
もっと気持ちの悪い感じだと思っていたのですが、おっかなびっくり、でも甘えるようにすり寄って来たので、急に情が湧いてきました。
Posted by スマイリー at 2011年05月09日 13:39
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