2008年08月02日

【術後4日目】

〜ガーゼ交換〜
 今朝も食事前に呼ばれ、黙々と前を歩く主治医に続いて処置室へ。
R医師もそうだったけど、この先生も饒舌ではないせいか、イマイチ会話が弾まないよね、と思う。妙〜に、会話が宙に浮いたカンジになってしまうのだ。そもそもどうして外科医になったのかしら?こんな風に縫いつけちゃうなんてスゴイよね、と感心して思わず尋ねてしまった。

私「どうして外科医になったんですか…?」
医「僕、ですか…?」
私「……」(他に誰もいませんけど?)←と内心で呟く
医「親が外科医だったから、というのもありますけど…?」
私「……」(けど、何なんだろう?気になるなぁ…)

 やっぱり、会話が弾まない…たらーっ(汗)いや、まぁ、別にいいけど。ちょっと寂しかっただけです。

 今日で晴れて退院なのだが、どうも不安の方が強く、イマイチ気分が乗ってこない。次回の外来受診までに「気を付けること」「やってはいけないこと」等聞かなくちゃいけないことは色々とあったハズだけど、さてどれから尋ねよう。どう切り出したものか、と口ごもっている私をじっと待つように、佇む主治医。饒舌ではないが、こういう所はとても気が利く優しい先生だと思う。喉の奥に張り付いたようになった言葉をポツリポツリと紡ぎ出して、ようやく質問するとちょっとは不安が和らいできた気がした。

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2008年08月01日

【術後3日目】

 今朝は日曜日だから主治医は来ないだろう、と思っていたらNさんの主治医が病室に入って来た。Nさんは私と同じ日に入院・手術をしているが、予想以上に病状が進行していたこともあり、ずっと気分が落ち込みがちでくよくよしていたから、主治医は心配になって日曜出勤をしたようだ。

 「先生、じっと天井を見て(寝て)いると、イライラしてきて胸が苦しくなるんです…。」とNさんが主治医に訴えていた。すると主治医は「あぁ…確かに。この天井の模様が良くないですよねぇ?」と同調するように、それなりに真顔で答えたもんだから、聞いていた病室の皆は大爆笑どんっ(衝撃)病気のイライラを天井に責任転嫁するなんて…あせあせ(飛び散る汗)でも、このことがキッカケでNさんも大分、元気が出てきたみたいで、ヨカッタ、ヨカッタ。
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2008年07月31日

【術後2日目】

〜朝の処置〜
 朝、食事をしようとすると「食事前で悪いんですが、ちょっといいですか?」と主治医に呼ばれ、そのまま処置室へ。寝たきりだった時の影響で、普段は使わない首筋が筋肉痛になってしまい、苦労してベッドに横たわる。こんなことなら、首筋も筋トレしておくべきだったか…。しばらく寝たきりだろうし、と手術前に足のストレッチはぬかり無くしていたけど、首筋は盲点だったな。

 そんなことをボンヤリと考えていると、サラシのように胸に巻かれていたテープが外され、貼られていたガーゼもはがされ……な、なんと、思いがけず傷口とご対面!!

 術前の説明通り、外側に向かって横に縫われており、乳房に埋め込まれたひじき(?)のように、所々黒い糸が覗いていた。自分の乳房から、1cm位の毛がチクチクと生えたように、黒い糸が見えたのはとても奇妙な図で「うぉ〜、人体の神秘だぁ…」と思わず呟きそうになってしまった。
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2008年07月30日

【術後1日目】

 昨晩は数時間ごとに、看護師さんが来る度に目が覚めてしまったが、それでも短時間ずつで熟睡出来ていたのか、今朝は気分は悪くなかった。夜中に少々熱くなってきて、胃の不快感があったけど、布団を煽ぐように足を動かしていたら、ムカムカは治まってそのまま眠ってしまったみたい。腸にあったものが胃まで戻って来たような感覚があったので、これ以上戻ると大変、と心配していたのも杞憂に終わってホッとした。

 朝、主治医が登場。昨晩の気持ち悪さは貧血から来るものなのか?と思い「手術ではどの位出血したんですか?」と尋ねたが「そんなに出血してませんでしたよ。」とのこと。術後は多少気持ち悪くなったりするものらしい。

 そしてもう一つ困ったのが、腰痛。下半身は動かしていいハズだから…と足と腰だけ捻るようにして、同じ姿勢をとらないよう気を付けていたけどやっぱり腰痛になった。看護師さんに湿布を貰えるか尋ねたが、あいにく切らしているようで今は用意出来ないとのこと。こんなことなら、家から持参しておくべきだった。
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2008年07月29日

【手術後】


 「……さん、スマイリーさーん。終わりましたよ。」という主治医の声で目が目覚めた。と同時に喉からゴォーと麻酔の管が抜かれ、「はい、心電図外しまーす。」という声とと共に肩に付いていた吸盤が外され、指先にも挟まれていたモノが取られた感覚があった。辺りを見回すと、頭上に麻酔科の医師の安堵したような顔、そして4〜5名の人がいたのが判かり、「…ありがとうございました。」とスタッフ一同に言うことが出来て良かった。麻酔のせいか、少し声が掠れてしまったけど。右横にいた主治医が「センチネル…でした」と説明して下さったが、とっさのことで理解力が及ばず、聞き流してしまった。

 その間にも別のスタッフが「腰を上げて下さい。」と言いながら、下着とパジャマのズボンを穿かせてくれ、それが終わると今度は主治医が胸に包帯みたいなテープを2周ほど巻いてくれる。この時、痛みの余り顔をしかめて「痛たた…」と思わず言ってしまうと「あ、痛いね、痛いね。」とまるで「ゴメンね、ゴメンね。」というような口調で慰めて?下さった。そして、体の下に敷いてあったシーツを周囲の人達が「イチ、ニ、のサンッ!」で持ち上げてストレッチャーに移動。そのまま手術室を出ると、メェメェとのご対面が叶った。ここまでの所要時間、意識が戻ってから僅か数分だと思う。


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2008年07月28日

【手術前】

 
 朝、6時に目が覚めてしまった。が、朝食はおろか水すら飲めない状態で、昼からの手術を待たなくてはいけいないことを思い、体力温存しようと再びベッドでうつらうつらする。この間、主治医が様子を見に来て下さったようだが「寝てる…。」と言ってそのまま出て行ったようだ。先生、ゴメンナサイ…。「今日は手術だってのに、ぐうすか寝てるよ…」とか思われてたらどうしよう?

 しかしいつまでも寝ているわけにもいかない。洗顔・歯磨きを済ませてダラダラしてると「もしかしたら手術の予定が早まるかもしれないんだけど、ご家族の方すぐに来れるかしら?」と看護師さんに言われ、メェメェに電話。10時半くらいにメェメェが到着した。

 バタバタしてきたぞダッシュ(走り出すさま)と思いながら熱を測ると36度未満。おかしいなと思いつつ測り直すと37度を超えてしまった。知恵熱か?結局その後も数回測り直したけど37度超えだった。平熱が低めの私は急に不安になるが、同室のNさんも手術するので忙しいのか、看護師さんはなかなか来ない。あの〜ぅ、血圧も測ってないんですけどぉ〜。この状態で大丈夫なのかぁ?

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2008年07月27日

【手術前日】

 朝、メェメェと駅まで一緒に向かい、そこでバイバイ手(パー)それぞれの電車に乗ってメェメェは会社へ、私は病院へ。9時頃病院に到着。手続きを済ませ、早速病室へ。6人部屋の、入って右側の真ん中のベッドに案内される。挨拶しつつ、自分のベッドに荷物を置くと「あぁ、いよいよ病人になるんだな。」と軽くショックを覚える。

 窓の外を見ると、一瞬だが吹雪いて霧いるように見えた。やっぱりまだまだ寒いんだな、と思っていると、「今日も外は寒いの?」と右斜め前の女性(Tさん50代後半)に話し掛けられた。かれこれ1ヶ月近く入院していると、季節感がなくなるようだ。

 私の右隣の女性(Zさん70代)は昨日手術を終えたばかり、と今度は左隣の女性(Rさん40代後半)が教えてくれた。そっか、それでまだ寝てるんだ。カーテンの下から見えた、血液らしき赤い液体にギョッとする。あれが多分ドレーンだね…。私の左斜め前の人も昨日手術だったが、今はICUに入っているため不在らしい。RさんとTさんはそれなりに親しそう。
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posted by スマイリー at 00:22| Comment(0) | 【3】入院と手術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする